10月16日(月)
さて、雨の1日はんぞうの家でした。
単発生(いつでも気が向いたら平日木のねっこに通う子ども)の小学生の女の子とお母さんが、奥のへや「子ども図書館」で
絵を描いたり、本を読みふけったりして半日を過ごしました。
平日生(基本平日毎日木のねっこに通う子ども)の小学生男子たちは朝からカードを使ってドップリとごっこ遊び
この子たちは学校に基本は行ってない小学生です。
学校や学校生活に違和感を感じたり、
それによる不具合を生じたりして、自らの居場所とか学び、成長の場として、学校を選ばず、家やフリースクールを選んだ子どもたちです。
この夏に全国フリースクールネットワークの全国フリースクール大会に参加したのですが、その時の分科会で、
不登校の子どもが普段学校に行っていなくて、先生に誘われてプールの授業に参加したり、学校外活動の野球チームやサッカーチームの練習にでたり、庭や、御近所で散歩したり遊んでいたとき、学校に普通に通っている「普通の子」に直接、または間接的に文句を言われることについての話がでました。
他のフリースクールの代表者らは
「ああ、それはいわゆる「「普通の子」問題ですね。」」と、まぁ、あるある、仕方ない、といった感じで、表題でもなかったこともあり、流れてしまったのですが、
私はここにとても大きな日本人の根深い問題を感じ、自分自身にももちろんあるであろう「フェア」の強制のような、気持ち悪さを感じています。
もしも、
この非難中傷した子どもが、また、大人が、
自分のいまの学校や仕事場、役割、環境を「選択」しているという認識と覚悟があったなら、彼らは同じことをしたでしょうか。
行政からの教科書の配布や義務教育機関である在籍校での手厚い教育カリキュラムの提供を受けているこどもが、
そこでの環境があわず、また適切な合理的配慮による学びの機会が得られず、それら手厚い教育提供を放棄し、
自らの親と、その他、決して安いとはいえない民間の教育機関を自力で捜し、選び、育っている子どもを非難中傷などするでしょうか。
ここでいう「普通の子」とは、
自らの意志で己の育ちや学びの環境を選択してない、させてもらっていない子どものことを指します。
はい、本当はみんな選べるし、選ばない決めてもらうってのもまた、選んでいることになるでしょう。
自分に向き合う向き合わないも選択。
向き合えないのは自信がないから。
自信は経験により培うもの。
経験は想像力により、心を育てる。
想像力は遊びで広がる。
どの子にも偏りがあり、苦しさがある。
それがもし顕著だと思うなら、そんな子ほど自らの育ちや学びを知っている。
早期発見すべきはそこだと思うなぁ。
あ、話が「普通の子」から、「早期発見」まで流れてしまった。
とにかく、普通って何、って話です。
多数派?
まぁいいや。
今日のお話はここまで。
いろいろ話してみたーーーいって愛あるかたは
12月3日スペシャルニーダー(SN)支援の会@ゆいぽーとにお越しくださーい。色んな百戦錬磨の親、支援者がたくさんいますよ。
Written by Harumi
《木のねっこ高等学院》
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