ルールはいったいなんのためにあるのでしょう。 – 広島のフリースクール木のねっこ

10月3日(火)

雨の平日スクール月曜日

ちまたではぼちぼちと、夏休み明けからのだましだまし登校への心と体の無理がたたって、
あちらこちらで親子の行き違いの悲鳴が上がっています。
そういえば、木のねっこではカウンセリングなど行っています。お気軽にお問い合わせください。

さて、本日はゆるーくスタート
週末のフリマ準備と商品の仕訳をしてﾊﾞﾀﾊﾞﾀやっていると
何やらチャリーン♪
ふとみると、
フリースクールではご法度とルールできまったはずの
リアルお金遊びをしている模様
確かにお金がわりの手作りの紙や、チップ、木片よりもリアル、、いやいや、
お金は持ち込み禁止なのだよ、君たち。
この方が楽しいし、やりたかったからやった、と来たもんだ。

では、ここで問題です。
じゃぁ、ルールはいったいなんのためにあるのでしょう。

う～ん

7歳と、もうすぐ１０歳の男の子とスタッフの話し合い。
それぞれのスタンスからの１人称2人称３人称の見えかたを学ぶ。多角的なアプローチ。
これ、広大の栗原教授が言ってたやつね。

アクティブラーニングが野外活動で充分満たされるように、
この考え方も名前が大袈裟なだけで、普段、話し合いの中でやってることです。
問題の何が原因で、何がトリガーとなっているのか、の見極め。
最後まで結果が出ずとも話し合いに参加すること。
向き合うこと。
そんなことをやってます、木のねっこ。

お昼は　おきょうべんとう　でした。
小豆カボチャに小松菜と蒟蒻唐揚げ
雨でぐっと冷えた今日、
小豆カボチャのお陰で冷えずにすごせてます。

放課後、L在籍小学校の担任兼教頭が遊びに来られました。

ちょくちょくはんぞうの家によってくれます。
Lは嬉しそう。
今後のことを少し話して帰っていきました。
すごく穏やかな教頭と校長先生なので、フリースクール所在地の小学校でもあるので、もっと連携ができるといいなと思います。
かかわる大人がそれぞれの立場で、ひとりで取り込んで流れを止めず、無理なく充分役割を果たせたら　まさしく「循環」し始めるのだろう。

Written by Harumi