先日ICT活用法について情報をいろいろいただいたので、
木のねっこでもiPadにアプリを入れて、こどもたちに紹介し、試しているところです。
認知機能トレーニングアプリでは、「視覚」に重点を置いたものが多いです。
視覚、というとわたしたちには、視力検査が馴染み深いですが、目でものを見るほかにも、いろんな「視覚」があります。
左右や遠近に動くものを目で追ったり、たくさんのものから一つを選んで見たり、色や形、立体を捉えたり、とさまざまです。
認知機能トレーニングアプリの中に、線で描かれた図形を似たものの中から同じものを選ぶ、というものがあります。
文字を書いたり、読んだりすることが苦手な子には、こうしたアプリでトレーニングしたり
自然の中で、遠くや近くや、いろんなものを眺めたり、目で追ったり、凝視したり
集中して作業することで、一点に注目したり
からだも同時に動かして、全体的なバランスも養います。
それでも、人それぞれ苦手はあるもの。
目が見えにくい人がメガネというツールを使うように、
文字が読みにくい人は、読み上げアプリ、字を拡大、ふりがなをふる、文節を区切って斜線、マーカーで色分け、などなど、できる工夫はいろいろあります。
書きにくい人は、iPad、パソコン、今はいろいろ便利な道具があるのです。
先日のワークショップで聞いた話。教科書だって、鉛筆だって、立派な文明のツール。だから、iPadだって、ICTだって、活用したらいいんです。とのこと。
そして、その子に合ったものを選ぶには、やはり観察が大事だなと思います。
これから少しずつ、こうした体の感覚のこともブログで伝えていきます。
【文=たみ】
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