平日スクール火曜日@はんぞうの家午前中はL1人、
冬休みの宿題タイム。
あさってからは地域の小学校がスタート。
冬休みの宿題をチェックしてみると、
きちんと学校に言われた通り管理出来ているようです。
いろんなことを聞き逃したり、聞いても他に夢中なことができて、すぐ忘れたりが多いLですが、
こういう風に、やることをまとめて書いてあったり、
チェック表があるとスムーズなようです。
宿題を特に家庭でも、フリースクールでも重きをおいているわけではありませんが、
彼らが、地域の小学校に通いたいと言う目的に沿った支援をする中で、話し合って、
「宿題はなるべくする」
「フリースクールに行く日は、シラバスに沿った復習、予習をする」
が約束です。
もちろん、定期的に担任の先生や校長とも連絡を取り合います。
(ちなみに、この話し合いによるルールの取り決めは繰り返し、繰り返し、新しい気づきや、アイデアを取り入れながら上書きされます)
フリースクールに通う生徒たちは、こうやって各家庭でルールを決め、実行します。
そして、
その度に、彼らのためにたくさんの大人や関係者が動いてくれていることを知るのです。
実は、
今日Lは宿題をチェックして、片付けると約束をしていたにもかかわらず、消しゴムを忘れました。
大工の服部さんに年賀状で
「はんぞうをつくってくれてありがとう」
とLは書きました。
はんぞうの家は自習のためにあります。
なぜ鉛筆を使い、なぜ消しゴムで消すのか、
なぜ人は学び、失敗し、また挑戦するのか、
なぜ、フリースクールにはんぞうの家が必要なのか、
なぜ、学校にいくのか、フリースクールにいくのか、
話をしました。
わたしの貸したくない消しゴムを貸しました。
いかにわたしが私物を人に貸したくないかも話しました。
それから約1時間と少し、
集中して宿題を終わらせました。
45分、学校の授業で座っているのが嫌でしょうがない彼が、です。
もちろん
これは日々の繰り返しです。
昼から来た平日スクール生たちと、早速マイクラ攻略法の情報交換が始まりました。
と憎めない笑顔で笑います。
これだから
フリースクールは楽しくて仕方がないんだよなぁ。
【文=はるみ】
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