11月5日(土)
はそよ村農合宿1日目
〜脱穀・唐箕・新米試食〜
真っ青な青空と、色とりどりの紅葉の爽やかなはそよ村。
一年を通した米作り、いよいよ終盤。先月、稲刈りとはで干ししたものを、脱穀、唐箕にかけます。
まずは、足踏み脱穀機を運びます。大人の人数が少ないので、力持ちのLくんとFさんも手伝ってもらいました。力になります。
この足踏み脱穀機は、はそよ村の村長、深井さんのお宅にあった貴重なものです。金属があまり使われていないため、売ることもなく残っていたそうです。以前、木のねっこのボラスタ元大工さんの修理により、完全復活!!まだまだ現役。大事に使います。
ブルーシートも敷いて準備オッケー!
第一便の参加者の方も到着し、作業開始!
四段にはで干しした、稲を運びます。途中、子どもの発案でバケツリレー方式に。ん!?渡すだけの人と、行ったり来たりめちゃ動いてる人の差が(笑)
足踏み脱穀です。リズミカルに足で板を踏み込みながら、稲の束を持ち、お米の粒を残すことなくとっていきます。
カタタカタタっと、心地よい音が響きます。
集中して、しっかり踏み込みつつ、束をしっかり持って手を動かさないと、稲を脱穀機の回転に持って行かれてしまうのです。経験を重ねると、コツも掴めてくるようです。
はじめての子も慣れてきてできるようになりました。4年目の子は農家の子のよう。安心して任せられます。数をこなそうとする子、丁寧に1つ1つやる子、すぐに飽きる子、最後に力を発揮する子、パワーの子、見ていて本当に面白い。やり方、関わり方、全然違うんです。だから、その子の役割が自然にできている。その子の特徴が活かされるんだなと思います。
お昼休憩。ぽかぽかの中で、輪になってにぎやかなお弁当。昨年の冷たい雨の中の脱穀の話をしながら、背中にあたるお日様の暖かさを味わいました。
午後からも作業開始!みかちゃん一家到着し、夕飯準備も並行してやります。
男手で、重たい唐箕(とうみ)も運ばれて、唐箕作業も開始。
メモリの合わせ方を忘れて、うーん、あーだ、こーだ、とやってたら、参加者の方の一言で、うまくいきました。三人寄れば文殊の知恵!
カタカタと、こちらもリズミカルに木製のハンドルを回しながら、藁のついたもみを入れると、藁と重たいモミ、軽いモミと分別されます。唐箕担当!?4年目の男性スタッフ、3時間も回し続けてくれました。
ありがとうございます。
作業の合間に、裁縫好きな子が以前の農合宿で遊びすぎて取れた虎のぬいぐるみの首を縫い付けてくれました。復活!!
無事に脱穀と唐箕作業終わり、最後は籾摺り(もみすり)。昨年まで使っていた籾摺り機が壊れてしまったので、事前に出来るところをいろいろ調べたり聞いた結果、百姓屋さんでやっていただけることに。試食に間に合うように急ぎでお願いしました。作業仕立てのモミを持って行きました。優しくお出迎え下さり、大切なモミを百姓屋さんにお預け。
その頃、はそよ村では夕飯準備。ロケスト、小枝ストーブ、コンロを総動員。
火の番と調理班、それぞれの活躍で
野菜とたっぷりキノコの鍋と、あったかおでんが出来上がりました!!
子どもたちは古民家の中で。大人たちは火を囲んで食べました。わたしは子どもたちの方へお邪魔してこっそり様子を見ながら食べてると…
机を囲んで、一人一人がいろんな質問に答えながらの回転式質疑応答?
その内容が、どれも小学校がらみの内容で、学校の名前や担任の先生、クラスの人数、などなど。
今回の合宿に参加してる子の半数以上は学校に通ってないので、どうしてこの内容の質疑応答大会するんだろう??不思議に思いました。
芸北オークガーデンへ温泉入りに行って、露天風呂で大はしゃぎ。温もった後は、はそよ村の古民家へ戻り、就寝支度。朝晩冷えるので、しっかり着込んで、しっかり布団掛けて…男子たちは、入口の板間で寝ようとしたり、薄い毛布一枚で大丈夫!と豪語したり。今を生きてる。
宿題したり絵を描いたり。話をしたりしながら、自分のタイミングで眠りについておりました。
【文 たみ】【写真 はるみ】
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