こどもチャレンジキャンプ@島の自由な学校
2日目
夜中の豪雨で、テントに浸水。必死に顔だけ雨から守った子たち。
寝ていて、起きたら服まで濡れていて、びっくりした子、こわくて泣き出した子、それでも、まぁ眠っていた子。
朝からいろんな報告をしてくれました。
朝は曇り空。
早起きして、昨日仕掛けた虫トラップを確認にいく、Lくん。やはり雨でトラップのバナナも流れたのか、虫は見当たりません。
調理の子たちも朝早く起きて準備してくれます。
近所のおじいさんがつれてきたワンちゃんと遊んだり、海辺を歩いたり、ゆったりした朝。
すると砂浜に打ち上げられたタコ発見!
これはすごい〜と調理して食べよう!ということになりました。が、切っただけでそのまま放置…どうなるのか!?
朝ごはんは珍しい黒豆納豆など。美味しくいただきました。
8時になり、本日のチャレンジ開始!
カヌーや釣りの準備をしていると、先ほど来ていたワンちゃんのおじいさんが、タコのしかけ網を引き揚げると手漕ぎボートで海へ。
少し離れたところにいる、おじいさんの様子、なんかおかしい??
助けてー!!
急いでライフジャケット装着の大人がカヌーで助けに行きました。
おじいさんは長靴を海で脱いで、泳いで海岸へ戻ってきました。
話しを伺うと、タコの仕掛けを引き揚げる時に、波が高かったこともありバランスを崩しボートは転覆。ボートは海の底へ沈んでしまいました。
そんな一部始終を見ていたこどもたち。ベテランの人でも、こういうことになるのだと、海のこわさも知りました。
おじいさんの無事を確認し、チャレンジ再開。
釣り餌探しに石がたくさんあるいわば近くへ移動。スコップで、石と砂の境目のところを掘るといいよ、とスタッフやまもさんに教えていただき、30センチくらい掘って行きました。
やまもさんは熊手のような柄の短い道具で虫を探しておられます。虫捕り専用の道具だそうです。
虫捕りしてた子も1匹ずつ発見!
釣り開始。
強風と護岸の形状のため、糸がからまったり、針がひっかかって大人や岩が釣れたり、大変な様子。
そして、毒を持つフグがよく釣れましたので、海へ返しました。
カヤックもチャレンジの子も遊びで乗る子もずいぶんと上達して、楽しみました。
調理班は、ピーナッツの皮むき。
お昼ご飯もたくさん美味しくいただきました!
砂浜に穴を掘り、いけすを作りたかった子は、海の水がすぐに砂に染み込み、溜まらないことを知りました。
砂浜のゴミを拾ってくれる子、
全身震えながら、唇紫になり、海から上がる子、それでもずっと泳ぎ続ける子。
チャレンジおやつ作りの子は、きな粉を使った
甘酒ボール作りに挑戦。たくさん作ってみんなに振る舞ってくれました。甘酒も家から手作りして持ってきてくれて、とても優しく美味しいおやつでした。
今晩は、お風呂班と食事班に分かれ、
火が好きな男子3人がまき風呂焚き付けをしてくれました。
2日目ともなるとコツをつかんだのか、小雨で火のおこしにくい状況にもかかわらず、どうにか粘って火付け成功!
あったかいお風呂で温まりました。
空を見上げると綺麗な夕焼け!
明日は晴れるかな〜
夕飯のチャーハンを楽しみに戻り、山盛りによそって食べる男子3人。
Yちゃんいわく、のび太スネ夫ジャイアン、だそうです(笑)
夜は砂浜で怪談話ならぬおもしろ話しをして、みんな早々に寝ました。
空には綺麗な星が輝いていました。
【文=たみ】
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