こどもチャレンジキャンプ@島の自由な学校
6/24〜6/26
フリースクール木のねっこ主催で
10人のこどもたちが
それぞれに決めたチャレンジに挑むキャンプを開催しました。
スタッフは、木のねっこのはるみ&たみ、男性釣りスタッフのよっくん、島の自由な学校のきぬかさんと、男性スタッフやまもさんです。きぬかさんはマクロビベースの調理スタッフ、やまもさんは釣りのサポートをしてくださいました。
1日目尾道市因島にある島の自由な学校へ11時に現地集合でしたが、すでに時間前にみんな集合。
土砂降りのスタートです。
荷物を運び込み
みんなの前で、自己紹介と、3日間の中で自分がチャレンジすると決めたことを発表しました。
魚釣り、虫捕り、おやつ作り、地図作り、スタッフ調理手伝い、図鑑作り など。
このチャレンジは、キャンプ前に家で具体的に決めてきてもらったものです。
達成、結果、を重視するのではなく、達成までに自分がどのように考え動き、工夫し、努力するか。その行程を大事にしています。
もちろん、自分が頑張って達成できそうなチャレンジを設定します。これがなかなか難しい。
どんより天気の中、緊張しつつも楽しみな子どもたちは、早速カヤックや海水浴。冷たげな海の中を楽しそうに泳ぎ遊んでいます。
ひと遊びしたら、釣り。スタッフのやまもさんに、地元でも使われている木枠の釣り道具を貸してもらいました。
早速、釣れました!釣りチャレンジじゃない子はすぐに釣れて、釣りチャレンジの子はなかなか釣れない、という。人生って、そんな感じなのかな。
釣り針が、船につないだロープのタイヤに引っかかりました。ロープを引っ張るけど、なかなか重くて持ち上がりません。Yちゃんが、船まで飛び乗って、うーーーんと手を伸ばして、ハリをとってくれました。
あー楽しかった!!と言ったYちゃんの笑顔が印象的でした。
夕飯作りのNちゃんFちゃんは、相談しながら、楽しそうに調理していたそう。
釣った魚もロケットストーブで、調理しました。
火の当番の経験ある子や、初心者の子も、マッチをするのに苦戦しながら、焚付けの杉や枝にどうやったら火がつくか、あれこれ相談しながらやりました。
夕飯。途中参加のRくんが、チャレンジ発表をしてくれました。細かくチャレンジを決めてきてくれていました。
夕飯。マクロビベースのお食事。玄米に慣れない子もいるけど、よく噛んで食べるといいらしいよ〜と教えてもらいながら、かみかみ。美味しくいただきました。
お風呂のあるお宅へ移動し、お風呂の焚き付け。マキでお湯を沸かします。これまた慣れない火つけに時間がかかりましたが、火に興味ある男子中心になんとか火がともりました。
このマキになった木は、1ヶ月前に解体された、木造の船の木だそうです。まだまだ使えた船。ご近所の船の解体をされている方にわけていただいたそう。
木の船は、船の揺れをゆるめたりすると教えてくださいました。乗ってみたいな。
夜、テントへ戻ると、お母さんと一緒に寝たいとFさんがシクシク。それを励まそうとして、ぼくだってお母さんと会いたいよ。とか、みんなも同じ気持ちだよ。寂しいよ。としんみりムード。でも、まあ、寝るしかない!とそれぞれにテントへ。
その晩は豪雨。中にはテント浸水、寝袋や服も濡れて大変な一夜を明かした子もいたようです。
自然の中でそれでも生きていく強さは、こうした過酷な非日常経験の中でたくましく養われていきます。
こうして大変な一夜は過ぎていったのでした。
【文=たみ】
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