【高等学院】木のねっこ高等学院について – 広島のフリースクール木のねっこ

11月1日(水)

木のねっこ高等学院は中学にあがったフリースクール生を期につくることを考え始め、
明蓬館高校と出会い、
本校見学、
すぐサポート校としてもスタートすることにきめました。

まるで、導かれるかのようにトントン拍子にすすみ、
資金のなかった私たちはこれまた直感で、
理想的な地域に密着するであろう場所を思いだし、
突撃、交渉。
資金づくりは、耳慣れないクラウドファンディングとやらに挑戦。
短期決戦で挑み、無理ない設定も功を奏し、達成、感謝。

たくさんのいつもの方、初めての方とその思いに支えられ、なんとかオープンに漕ぎ着けました。
すべてはやると決めた目的に向かって同時進行で嵐のようにすすんでいき、「なんとか」というより、
すべては仕組まれていたかのようでした。

まぁ、フリースクール自体、そんな感じで、つじつま合わせのように私たちは動き、気づけばできていた、
まるで、もとからそこにあったかのように。
そんな不思議なことばかりですけど。

提携の通信制校「明蓬館高校」は本校が福岡県にあり、
廃校を地域と共に活用し、自然豊かな場所にある素敵な高校で、一目ぼれ。
私たちのフリースクールととてもにているなぁ、と、勝手に親近感と共感を覚え、日野校長とお会いし、自然環境のなかでの育ちや学び、食の大事さ、アートでの表現の豊かさをお伝えし、
その深い懐とウィットと閃きに満ちた会話、軽いフットワークにハートを射ぬかれた、というわけです。

他のサポート校をやっている方に、
なぜ「明蓬館高校」なの?って聞かれることがあります。

もともとサポート校がしたい訳じゃないんです。
私たちは未就学児のこどもたちの学びの環境として、
自然や地域を選んだ母親なんです。
そして、彼らの育ちにあわせてそれを選択肢の１つとして広げているだけなんです。
必要なければ、いつでもやめれる。

そんな思いをつないでるなぁって思うのは
多様性を大事に伴走する、「明蓬館高校」だったってことです。

高校だから自立へむけての試行錯誤、もいいですが、
フリースクール木のねっこでは、幼児の早期からの、自由、自律、のなかでの個人の育ちを大事にしています。

就労や金銭的な自立にむけてではなく、
アートを楽しむように人生を自らで作り上げていく。

そんなことを気づき実践してほしいなって思っています。
それは、生徒もスタッフもです。

はい、私自身も。

木のねっこ高等学院は広島市安佐北区亀山にある地域のみなさんの憩いの場所になりつつある築１００年越えの古民家の中庭の別棟にひっそりと佇む高校です。

ご興味がありましたら、ぜひお立ち寄りください。

Written by Harumi